今日でWWWが誕生して30周年！

2019.03.12

現代社会では無くてはならなくなったWEB。そのWEB＝WWWが誕生して今日で30年が経ちました！

もっと前からあるように思えますが、まだ30年なんですね…
WEBが普及する前だとグルメサイトはもちろん、企業のホームページやエンターテイメントの最新情報や最新ニュースはテレビやラジオ、新聞、雑誌などで発信していた為、多方面への発信やリアルタイムの情報発信は大変難しかったようです。

今回はそのWEBについて少し書いていきたいと思います。

1.『WEBってなに？』
- インターネットとの違い
- World Wide Webとは
2.『ウェブの歴史』
- WEBはアメリカ産？
- 日本初のホームページ
まとめ

1.『WEBってなに？』

よく耳にする『WEB』ですが、これは一体何の事なのでしょうか。インターネットのことなのか…『詳しくはウェブで！』とよく聞くしホームページの事なのか…
実は、この2つは全くの別物なのです！

インターネットとの違い

ウィキペディアによるとインターネットとは、
《インターネットは、光ファイバーや無線を含む幅広い通信技術により結合された、地域からグローバルまでの範囲を持つ、個人・公共・教育機関・商用・政府などの各ネットワークから構成された「ネットワークのネットワーク」であり、ウェブのハイパーテキスト文書やアプリケーション、電子メール、音声通信、ファイル共有のピア・トゥ・ピアなどを含む、広範な情報とサービスの基盤となっている。》
とあります。うーん…わかりにくい。まるで学生時代の教科書のようにわかりにくいです。

噛み砕くとWEBはインターネットというネットワークを利用しているものであり、インターネットを利用しているものはWEBの他に電子メール、IP電話、オンラインゲームなどがあるということです。

インターネットは道路

まだいまいちピンときません…身近なもので置き換えますとインターネットはたくさんの建物やポストなどをつなぐクモの巣状に張り巡らされた道路であり、繋がれている建物がWEBであればホームページで、Eメールであればそれぞれのアドレスなのです。

World Wide Webとは

普段閲覧されているホームページのURLには、wwwと書いてあるものがありますが、これは草が生えている訳ではありません（笑）
これがWEBであり、World Wide Webの略なのです。このWWW上にWEBページを公開することによりスマートフォンやPC,mac等からブラウザを介して閲覧が可能になります。その一つが今ご覧頂いている私共のホームページです。

2.『ウェブの歴史』

次に、現在使用しているウェブはどこの国の誰が、何のために作ったものなのでしょうか。多くの人はWEBが英語だという所からか、アメリカが商売や宣伝、戦争の為に作られたものだと思われているようです。実はヨーロッパの研究機関が開発したものなのです。

WEBはアメリカ産？

30年前の1989年3月12日にスイスのCERNという原子を研究している研究機構のティム・バーナーズ＝リーという方が「Information Management: A Proposal」（情報管理: 提案）を執筆し、進んだ情報管理システムを考案しました。それまでは、世界各地で毎日進む研究の進捗が電話や小包のやり取りでないと把握できなかった為、なんとかリアルタイムで行えないかと考えたのが、この「情報管理：提案」でした。この提案書は1年後により具体化され、その次の日から実装されます。なのでWEBという考えが生み出されたのが30年前の今日ということなのです。

実装が開始された年のクリスマス休暇中に考案者のティム・バーナーズ＝リーさんはWEBに必要な世界初のウェブブラウザと世界初のWEBサーバーを開発したとの事ですが、何ヶ月あったのでしょうか…もう日数の問題ではないですね。ホリデーでも開発を進めて頂いたおかげで今こうして気軽にWEBを利用し、google先生に何でも聞くことが出来るようになりました。ありがとうございます。